ICLS北海道指導者養成ワークショップ開催要項
1.コースの目標
ICLSコースの指導に必要な技術と知識を習得すること.
2.ICLS北海道認定指導者養成ワークショップについて
次項の条件を満たしたワークショップ(以下WS)は事務局への申請により,ICLS北海道の公認WSとして認定され援助を受けることができる.
3.ICLS北海道認定ワークショップ認定基準
- 受講生とインストラクターを,ICLS北海道のメーリングリストを通じて公募する.
- 日本救急医学会認定WSである.
- 受講料を1万円とする.
- コースディレクター(以下CD)がICLS北海道認定ICLSインストラクターである.
- *コースディレクターとはコース運営の責任者のこと.
- 各ブースに2名以上のICLS北海道認定ISLSインストラクターがいる.
(参考)日本救急医学会ICLS指導者養成WS認定基準
- ICLSコースで用いられる代表的な指導法を盛り込んだコース設定である.
- 指導法を習得するためのロールプレイステーションがある.
- ロールプレイステーションに必要なスキルを習得するためのスキルステーションがある.
- 各実技ステーションの受講生は1グループ8名以内である.
- 認定ICLSコースディレクターで、かつICLS指導者養成ワークショップでの指導経験のある者がコースディレクターとなりコースの質を保証する.
4.コースへの参加資格
- 受講生
- ICLS北海道認定ICLSコースで2回以上指導をしている.
- インストラクター
- CDの判断による.
5.コース開催までの手順
- コースの開催計画
- 開催日:毎月通知されるICLS北海道開催日程を参考に決定する.
- 開催場所:必要ブース数,控え室,アクセス等を考慮し開催場所を選定する.
- CD:認定基準(日本救急医学会認定CDかつICLS北海道認定インストラクター)を満たすCDを確保する.
- ICLS北海道への認定申請
- ICLS北海道webサイト(当サイト)にログイン後,CDメニュー[コース開催申請フォーム]に必要事項を記入し申請する.
- CDメニューは、現在、CD経験者のみに表示されるようになっています。コース開催申請を希望される方で、CDメニューが表示されていない方は、当サイト内専用フォーラム(掲示板)に、その旨を書き込んでいただきますよう、お願いします。フォームによる申請を行うと,自動的に認定担当者にメールが届くシステムになっているため、別途メール・TEL等で連絡する必要はありません.
- 認定基準,日程等に問題なければ,コース認定担当者が幹事会と申請者に承認を通知する.問題がある場合は,申請者に問い合わせるか幹事会のML上で審議を行う.
- <コース認定担当>(2009年1月現在)
- 羊ヶ丘病院麻酔科:中山雅康
- 日本救急医学会への認定申請
- 開催2週間前までに,日本救急医学会のICLSページから申請する.
- <日本救急医学会ACLSコース企画運営委員会地区担当委員>(2009年1月現在)
- 北海道大学病院先進急性期医療センター:早川峰司
- 受講生・インストラクターの募集
- 開催7週間前までに所定の書式(附記)に従い,ICLS北海道のメーリングリストとホームページを通じてコース開催をアナウンスし,受講生とインストラクターを公募する.
- ICLS北海道ML:ICLS-HOKKAIDO@yahoogroups.jp
ICLS北海道HP:http://www.iclshokkaido.com/ - 公募期間は1-2週間とする.
- 公募が終了したらその旨をメーリングリストで通知し,速やかに採用の可否を応募者に連絡する.なお,応募が募集人数を超えた場合は地域性や応募歴等を考慮して選考する.
- 資機材の手配
- 資機材一覧表を参考になるべく地元で調達する.
- 資機材不足時の問合せ先
- 札幌医科大学救急集中治療部:今泉 均
- 旭川医科大学救急部:藤田 智
- 借用した資機材の修理や補充は各コースのCDが責任を持って行う.
- 書類関連
- 受講生
- 受講案内,プレテスト,薬剤補足リスト,時間割,グループ分け等を事前に送付する.
- インストラクター
- コンセンサス,時間割,グループ分け等を事前に通知する.
要請があったものには招聘状を発送する.
- インストラクター実績証と受講証の作成
- ICLS北海道認定コースであることを明記し代表幹事の印を印刷する.
- 日本救急医学会から配布される認定ロゴと番号を印刷する.
6.コースの進行
- 受講生のグループ構成
- 2グループ以上で行う.
- 各グループの人数は8名以下とする.
- インストラクターの構成
- 各ブースの人数は4-6名とする.
- 各ブースにICLS北海道認定インストラクターを2名以上配置する.
- ブース長はCDが指名する.なおブース長はICLS北海道認定インストラクターであること.
- <各受講生グループにチューターを1名以上配置する./li>
- 時間割 : ICLS北海道が定めた内容に準じたものを使用する.
7.コース終了後の手続き(2週間以内)
- ICLS北海道への通知
- コース終了と決算を幹事会に報告する.
- 余剰金
- 余剰金が発生した場合は,ICLS北海道の指定口座に振り込む.
- 受講の登録
- 受講生名簿をICLS北海道事務局のインストラクター認定担当者に通知する.
<インストラクター認定担当>(2009年1月現在) - 函館五稜郭病院麻酔科:仙石和文
- 救急医学会への報告 : 日本救急医学会のICLSページから申請する.